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育児が圧倒的に楽になるベビーサイン

わたしには、友人に子供が生まれると必ずおすすめするものがある。それが「ベビーサイン」。

幼児期における最高のコミュニケーションツールだ。しゃべれない子供ともコミュニケーションが取れるようになり、育児が圧倒的に楽になる。育児がもっと楽しくなる。

かれこれ何十人にもすすめてきたが、誰からもフィードバックがない。誰からすすめられたのか覚えていないからかもしれないが、誰も試していないのだと察している。

では、ベビーサインって何なのか。簡単にいえば、手話、ジェスチャーでコミュニケーションを図るというもの。
赤ちゃんは、一般的に12ヶ月くらいで簡単な単語を話すようになるが、ある程度の意思表示するとなると18〜24ヶ月くらいからだろうか。
言葉で表現するとなるとそれだけの時間がかかるが、ジェスチャーなら6〜12ヶ月くらいからできるようになるという。

うちの子供には8ヶ月くらいから教えて、12ヶ月くらいから徐々にできるようになった。
喉渇いた、お腹すいた、おいしい、痛い、おしっこ、うんち、もっと、もういらない、などなど。
ただ、覚えるまでの4ヶ月はひたすら虚しい。
お互いがわかればいいので、本に書いてあるものを簡素化してみたりもした。

サインのなかで、特に、便利だったのが、「喉乾いた」。「お水」というジェスチャーを喉が渇いたという趣旨で使っていたが、「おいしい」の次に、頻度の高かったサイン。
赤ちゃんが泣いているとすると、普通、お腹すいて泣いているのか、喉乾いて泣いているのか、おしっこが気持ち悪くて泣いてるのか、どっか痛くて泣いているのかを探り当てる必要がある。
ところが、ベビーサインを覚えさせれば、どうして欲しいのか赤ちゃんからサインで教えてくれるる。

画期的。画期的すぎる。

なのに、誰もやらない。もったいなさすぎる。

なぜ泣いてるのかがわかるようになると、子育てが格段に楽になる。

ベビーサインを教えると、話すのが遅くなるのではと思ってしまいがちだが、コミュニケーションの便利さを学び、言葉を覚えるのも早くなるのだとか。

もう、やらない理由が見当たらない。

サインでコミュニケーションをとっていると、周りの親が何でわかるの?と驚くことがよくあった。サインで教えてくれたと答えるとさらに驚かれる。

もっとベビーサインが広まり、赤ちゃん同士がベビーサインでコミュニケーションを取るような時代が来ることを祈る。