Every day is Day One (子育て奮闘中)

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小さな頃から7つの習慣!ザ・リーダー・イン・ミー

世界で3,000万部売れたビジネス書、スティーブン・コヴィーの7つの習慣を小学校に導入して、リーダーシップ教育をしたらどうなるのか、という本。

完全に大人向け。子供向けは別の記事で紹介。
7つの習慣、リーダー・イン・ミーの子供向け書籍 - Every day is Day One (子育て奮闘中)


リーダー・イン・ミーのもとになっている7つの習慣は名著中の名著という評判だったため、2度読んだことはあった。だが、そのときには、ふーんくらいにしか思わなかった。

そらから数年が経ち、子供が生まれ、偶然、リーダー・イン・ミーの存在を知って、読んでみることにした。

今回は、強い衝撃と感銘を受けた。

子供の通っている学校で導入して欲しいが、そう簡単に導入されるはずもないので、まずは我が家で導入を決定。

リーダーシップ教育というと、仰々しく感じられるかもしれない。小学生のときから、ビジネススクールの入門編みたいなことさせんのかいと軽い拒絶反応があるかもしれない。
しかし、そうではなくて、一人一人が主体性を持って、目標達成、問題解決能力などを身につけることがリーダーシップ教育の目的。自分の将来には自分で責任を持つということ。全ての人が社長にはなれないが、少なくとも自分自身のリーダーになる必要がある。

何も小学校からやらなくてもというご意見もあるかと思う。
だが、リーダー・イン・ミーの基になっている7つの習慣は小難しいことは何一つない。リーダーに共通する資質=習慣としているもので、挨拶しましょう、毎日勉強しましょう、といったことと大きな違いがない。遅すぎることはあっても、早すぎることはない。大人になってからだと新たな習慣を身につけるのには苦労する。

リーダー・イン・ミーは世界で2,000校以上に導入されているが、これは、7つの習慣の研修を受けた校長が、自身の勤める学校用に、7つの習慣を応用してできたもの。

そこから世界に広がっていった。

ビジネスパーソンが高いお金を払ってでも受けたいものを、子供たちの柔らかい頭に吸収させていく。

読んでいて、胸の高まりを抑えられない。

7つの習慣を知っている方なら当然と思うかもしれないが、リーダー・イン・ミー導入校は学力も向上しているのだそうだ。