絶対にはずせない英語の読み聞かせ絵本8選
Usborne、Ladybirdのボックスセット以外に、定番絵本も読み聞かせしたい。そんなときにおすすめの絵本を紹介。
発音に自身がなく、読み聞かせするのはちょっと
という方は、絵本名でググって動画でソートするとネイティブが読み聞かせてくれる動画がわさっと出てくるので、そちらも活用頂きたい。ただ、動画で読み聞かせするよりは、どう読むのかを親が勉強するために活用頂きたい。
下手な日本人の英語、でも親しみのある親の声。
上手いネイティブの英語、でも知らない外人の声。
個人的には下手でも親が読んだ方がいいと思っている。そうでないと、子供が楽しいわけがない。
CDのかけ流しも同じだと思う。
お経のCDを毎日毎日かけ流しされて楽しいと思うだろうか。多くの子供にとっては楽しくはないと思う。(大人の我々だったら発狂してしまう。)
ではどこの国の言語かもよくわからないような外国語のCDはどうだろうか。きっと楽しくないだろう。
それが英語だったらどうだろうか。英語なら楽しいとなるはずがない。
親がCDに合わせて楽しそうに復唱していたら別だろうが、毎日毎日、わけのわからない音声が流れてきて楽しいわけがない。
アクセントのクセがすごい英語も英語。発音が悪いからと躊躇せず、是非とも親に読んで頂きたい。
1 Brown Bear, Brown Bear, What do you see?
Eric Carle
説明不要かもしれない。
クマさんが見てるものは何か。クマさんがみてたものが何を見ているのか。クマさんが見てたものが見てたものは何を見ているのか。最後に、何に行き着くのか。
心地よいテンポとリズムで、いつのまにか動物と色の単語を覚えられる。
簡単な繰り返しなので、いつのまにか子供もそらで言えるようになる。
2 The very hungry caterpillar
Eric Carle
説明不要の名作。
曜日、数字、蝶のライフサイクルが学べ、仕掛けがあり、起承転結がしっかりある。すごすぎる。
3 Peter's chair
Ezra Jack Keats
ピーターに妹ができて、自分の使っていたものが妹用にピンクに塗られていく。まだピンクに塗られていないローチェアを見つけ、それを持って逃げ出すのだが、、、。
油断して読んでいると、ピーターの神対応に泣いてしまう。
4 Ask Mr. Bear
Marjorie Flack
ママの誕生日プレゼントに何をあげるか悩み、ガチョウやヤギに聞きにいくが、どれも既に持っているものばかり。最後にクマに聞きにいくと、いいことを教えてもらう。
これも油断して読んでいると、泣いてしまう。
5 Where the wild things are
Sendak
邦題かいじゅうたちのいるところ。どう説明するのがよいのかわからない。説明してしまうと、この本の核心に触れてしまう。でも説明しないとスルーされてしまう。おしいれのぼうけんを読ませたい、読んでほしいと考えているなら、その前にこれだ。
コールデコット賞受賞。
6 The cat in the hat
Dr.Seuss
日本の本屋ですらドクタースースコーナーがあるほどの巨匠。
雨で何もできない退屈な日に帽子の猫がやってくる。あれよあれよという間に家が大変なことに。
ヘタウマでコミカルなイラストとストーリーがマッチしてぐいぐい引き込まれる。Fox in socks、Green Eggs and Hamなどのよりライムの効いた作品も良いが、これはたまらなくよい。
7 We're going on a bear hunt
Michael Rosen
子供の遊び歌を元に作られた絵本。少し違うかもしれないが、森のくまさんの歌を本にしたみたいなものだろうか。ありそうでなかったタイプ。
絵本の挿絵のタッチをそのまま活かしたアニメ版も製作されており、ググれば遊び歌の原曲も聞くことができる。親子で歌いながら読め、プチミュージカル気分に浸れる秀逸な絵本。
8 Last stop on Market street
Matt de la Pena
文句をいう男の子に対するおばあちゃんのユーモアたっぷりな返しに、「勉強になります!」と言わずにはいられなくなる。教会終わりの日曜日、2人はバスに乗ってお出かけをして、ボランティアにでかける。
2人は決して裕福な家庭ではないが、多様性を受け入れる心豊かなおばあちゃんと男の子のやりとりに、豊かさとは何かを優しく問われる。