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多読、英語学習などの教育関連を中心に子育てに役立つ情報を提供。

多読はペーパーレスで格安のRaz-Kids(ラズキッズ)

とうとう時代はここまで来たかと痛感する読書ツール、それがRaz-Kids(ラズキッズ)。



英語圏では学校の副教材としても使われてるもので、利用してみるとそのすごさに驚かされる。

簡単に言えば、スマホタブレット、PCで読む本なのだが、すごいのは豊富な書籍量と機能だ。

何冊あるのかは不明。公式には400冊以上とあるが 、1,000冊は下らない。頻繁に入れ替えも行われているようで、いくら読んでも読み切れることはなさそうだ。

Readingレベルはaa〜Z2の29段階。
キンダーから6th Gradeくらいまでが対象。
各レベルに80〜90冊くらいあり(ただし、同じ話がいくつかのレベルにまたがっているケースもある)。

基本オリジナルと思われるストーリーが中心。
物語、歴史、科学、生物、伝記、スポーツ、地理などとジャンルは多岐にわたる。

ただ、リーディングの練習用教材なので、市販されている本が読めるというものではない。

また、1冊は長くて16ページくらい。短くまとまったものを読むというもので、長いストーリーを読むというものでもない。

1番良いは、読み上げ機能付き(ネイティブの機械音声で読み聞かせしてくれる)であるところ。

音読録音機能もあり、自分で聞いたり、親がチェックしたりできる。学校の副教材で使われている場合には、先生に音声を送って、先生がチェックするという使い方もされている。

1冊読むと、ポイント(スター)が加算され、そのポイントでロボットをカスタマイズできるため、モチベーション維持にもつながる。

気になるお値段だが、個人で契約すると高いようだ。なので共同利用が盛んだ。安い場合、年間数百円ということもあるようで、本一冊買うのと変わらない値段で1年本が読み放題というのはかなりでかい。
ググれば共同利用を呼びかけるサイトがたくさん出てくる。

1ライセンス、年110ドル。最大36人までシェア可能。
さらに読める本の数が増えるRaz-Plusでも200ドル。
間違えても、年間5,000円もするようなところで共同利用をしないよう留意頂きたい。


我が家ではラズキッズができる環境にはあるが、リアル本にしか食いつかない。

まずはリア充ってことだろうか。


ラズキッズの読み上げ機能はすごく便利なのだが、やはり親が読み上げるのには敵わない。やはり、くそ下手な英語でも親しみのある親の声でないと集中力が長続きしない。

ラズキッズを活用するには、自分で読めるようになってからが個人的には良いと考えているが、まずは親が子供のレベルを把握して一緒に聞くことから始め、読書習慣をしっかり身につけてる必要があるように思う。そうでないと、自らこのアプリを立ち上げて自分に合ったレベルの興味あるものを読むというところまで行かない。
我が家の場合、携帯を渡してラズキッズをやらせていても、目を話すとYoutubeを見ている。。。