Every day is Day One (子育て奮闘中)

多読、英語学習などの教育関連を中心に子育てに役立つ情報を提供。

子供の英語読書スタミナをつけるなら、I Can Read!シリーズのLevel2


Harper Collins社のI Can Read!シリーズ、そのなかでもLevel2はレベル感、ページ数ともに絶妙。


ページ数は64ページと子供からすれば長いが、単語、文章のは難しくない。スタミナさえあれば読み切れるレベル。もしくは2回にわければ、読み切れる。

そう、読書スタミナをつけるにはもってこいなのである。

このシリーズには、Amelia Bedelia(アメリア・ベデリア)やFrog and Toad are Friends(ふたりはともだち)などの名作がある。

内容も申し分ない。というか、かなりレベルが高い。特に、Level2の充実っぷりが半端ない。

アメリアベデリアは1963年から続いているお話。
お手伝いさんのアメリアベデリアはおっちょこちょいというのか、言われたことを文字通りにやってしまう。慣用句を慣用的な意味で捉えず、文字通りにやっちゃう。
Draw the curtains(カーテンを閉める)と言われ、文字通り、カーテンの絵を描いてしまう。
野球をやっては、Run home(ホームベースまで走って)と言われては、ホームベースを踏んでそのまま走って家に帰ってしまう。

本として面白いだけでなく、文字通りの意味だけでなく、慣用句の勉強にもなる。楽しくて読んでたら、長い本を読むスタミナがつくという、素敵やん、めっちゃ素敵やんな本だ。

にもかかわらず、とてもマイナーなシリーズ(だと勝手に決めつけている)。

完全に埋没してしまっている。
とてももったいない。

銭ゲバ教材ばかりが目立つなか、こういうコスパ最強の書籍こそもっと知られてほしい。